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成長の鍵は靴のECから物流のコントロールセンターへロコンド

 

2017年3月7日に上場したロコンドについて、返品ができる靴のECから在庫リスクを極力減らしつつ、培ったノウハウを他者提供する物流のコントロールセンターへと変貌を遂げていたのでその内容を調べました。

 

目次

-ロコンドの事業モデル

-ロコンドの業績

-ロコンドの売り上げの構造

-ECノウハウを軸にしたサービスの拡張  

 

-ロコンドの事業モデル

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ロコンドは大きく分けてECサービスの分野とプラットフォームサービスの2軸を展開する。それぞれCとB両軸のマネタイズポイントを持っている。

 

ロコンドは靴を中心としたECで返品ができるサービスである。2つのマネタイズ形態のサービスがある。また、現在では靴以外の商品も扱っており品揃えも多い。

1,買取型:在庫を仕入れ、売る。売上が利益になる

2,受託型:販売された商品の手数料が利益になる。

 

プラットフォームサービスとはtoB向けの、ECサイトや商品発送のノウハウを提供するサービスとなっている。

1,ブランド自社公式 EC サイトの運営 (BOEM:Brand's Official E-commerce Management)

2,倉庫受託サービス(e-3PL

3,店舗欠品フォローシステム(LOCOCHOC)

4,百貨店向けの品揃え補完サービス(LOCOCHOC-D)

 

 

-ロコンドの業績

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ここ3年間の売り上げは堅調に推移。

経常利益、純利益は△、第7四半期はプラスの数字になっている

 

-ロコンドの売り上げの構造

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当第3四半期累計期間において

出荷件数:53万件

出店ブランド数;1,772、

会員総数:111.7万人

(うち、LOCONDO.jpは93.7万人、LOCOMALLは18.0万人※1)

LOCONDO.jpのアクティブユーザー数:39.8万人

(うちLOCONDO.jpは24.6万人、LOCOMALLは15.2万人)

LOCONDO.jpの年間購入金額(ユーザー一人当たり)は 16,886円

 

EC手数料に関しては、大まかに4割と計算

注目したポイントは受託型の割合の高さ、手数料4割の手数料。受託型事業による売れ残りの軽減と手数料の割合でしっかり本業のECのリスクをうまくヘッジしながら、利益を積み上げている。ファッションならではの利益率の高さがあるからこそできる手法。

 

 

 

-ECノウハウを軸にしたサービスの拡張  

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第3四半期会計期間末時点でのBOEM事業(EC受託運用)導入店舗が7店。売上高が244,424千円であり、こちらはまだ営業を拡大して店舗数を増やしていける余地があるのではないかと思った。

 

これらのECの成長に加え蓄積したノウハウを他社にサービス化して、ファッションにおけるEC支援、その後の物流を自社倉庫管理、プラットフォーム内での在庫データの共有で第2の成長曲線を作っていくのではないだろうか